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トップページアメリカで大寒波続く 記録的寒気でフライト欠航のおそれ
2026.01.29 ウェザーニューズ

米国東部を襲った「ウィンターストーム・ファーン」により、1月25日(日)までに10,000便以上が欠航するなど、大規模な航空混乱が発生しました。
しかし、影響はこれで終わりではありません。
米国気象局(NWS)は、2月1日(日)頃まで0℃線以下の寒気が継続する異例の長期寒波を予報しました。航空業界にとって、これは単なる一時的なストームではなく、約2週間にわたる継続的なオペレーションリスクを意味します。
1月31日(土)から2月1日(日)にかけて、500hPa上空で-36℃以下の寒気を伴った深いトラフがアメリカ中部から東部にかけて南東進し、アメリカの大西洋岸を低気圧が北東進します。この影響で、アメリカ東部では大雪となる可能性があります。降雪の強まりとともに強風となる恐れもあるため、積雪や凍結による路面状況の悪化のほか、視界不良にも厳重な警戒が必要となります。 マートルビーチでは降り始めは雨で、次第に雪に変わる見込みですが、地上気温の低下状況次第ではFZRA/PLとなる可能性があります。ボストン、ローリーでは降り始めから雪となる予想です。 なお、トラフや低気圧、温度場の動向によっては、タイミングや量的見解、降水相が変わる可能性があります。
空港名
ローガン国際空港
ローリー・ダーラム国際空港
マートルビーチ国際空港
所在都市
ボストン
ローリー
マートルビーチ
ICAO/IATA
KBOS / BOS
KRDU / RDU
KMYR / MYR
降雪時間帯
from 0300 UTC 1 Feb to 1500 UTC 2 Feb
from 0300 UTC 31 Jan to 1200 UTC 1 Feb
from 1800 UTC 31 Jan to 1500 UTC 1 Feb
降雪強度ピーク時間帯
from 1500 UTC 1 Feb to 2100 UTC 1 Feb
from 1800 UTC 31 Jan to 0600 UTC 1 Feb
from 0000 UTC 1 Feb to 0900 UTC 1 Feb
降雪に伴う視程・雲底高度悪化
from 1500 UTC 1 Feb to 2100 UTC 1 Feb
from 1800 UTC 31 Jan to 0600 UTC 1 Feb
from 0000 UTC 1 Feb to 0900 UTC 1 Feb
予想降雪量(03日00UTCまで)
15–20 cm
40–60 cm
30–50 cm
凍結性降水(着氷性雨・凍雨)時間帯
NIL
NIL
NIL
20kt以上の強風
from 1500 UTC 1 Feb to 0100 UTC 2 Feb
NIL
NIL
降雪時の最低気温
−9℃ (1100–1600 UTC 1 Feb)
−10℃(2200 UTC 31 Jan – 0200 UTC 1 Feb)
−8℃(1100–1300 UTC 1 Feb)

今回の寒波の最大の特徴は、「緩和と再悪化の繰り返し」です。
26日(月)〜27日(火)に一時的に回復傾向となりましたが、31日(土)には再び追加寒気が流入。航空会社にとって、「いつ通常オペレーションに戻れるのか」の判断が極めて難しい状況が続いています。今回のような長期寒波では、「今日の天気」だけでなく「来週までのリスク推移」を把握することが重要です。
注目ポイント: ・次の寒気はいつ、どこに影響するのか? ・どの空港で除氷作業が増加するのか? ・ネットワーク全体でどのようにリスクが推移するのか?
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SkyAviators は、ウェザーニューズが航空会社向けに開発した総合気象情報プラットフォーム。世界クラスの気象データと数十年の航空気象専門知識で、運航判断を支援します。 Area Monitoring 機能は、降雪の発生・移動・拡大を広域で監視します。影響が及ぶ空港・航路を早期に把握し、運航への影響が出る前に戦略的対応を可能にします。
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