台風の実況
日本気象庁(JMA)が日本時間2026年7月8日(水)09時45分に発表した情報によると、大型で非常に強い勢力の台風第9号(バービー)は8日(水)09時現在、フィリピンの東(北緯17.0度、東経134.1度)にあって、西へ12ktで進んでいます。中心気圧は925hPa、中心付近の最大風速は100kt、最大瞬間風速は140ktとなっています。
今後の進路見通し
台風は今後、9日(木)以降は北西へ進路を変え、11日(土)未明には非常に強い勢力で先島諸島付近を通過する見込みです。先島諸島を中心に、大雨、暴風、高波、高潮などの影響が懸念されます。
現時点の予報では、沖縄本島への直接的な影響は比較的小さい見込みですが、台風周辺の湿った空気の影響により降水が予想されています。また、那覇空港(ROAH/OKA)では横風の影響に注意が必要です。
11日(土)の日中には台風が台湾北部付近を接近する見込みで、台湾の広い範囲で雨となる予想です。台湾中央気象署によると、台北市・基隆市・宜蘭県における120時間以内の台風暴風侵襲確率は98%となっています。なお、この「暴風侵襲確率」は、予測期間内にその地点で風速17.2m/s(7級風)以上の暴風が発生する可能性を示すものです。過去5年間の類似した台風進路における予報実績に基づいて算出されており、例えば80%の場合は、類似事例100件のうち約80件で暴風が観測されたことを意味します。台北の台湾桃園国際空港(RCTP/TPE)および台北松山空港(RCSS/TSA)では、暴風や強雨による運航への影響に注意が必要です。
その後は中国南東部沿岸へ向かい、上陸する見込みです。
那覇空港(ROAH/OKA)の予測
那覇空港(ROAH/OKA)では08日09Z頃(以下、時刻はすべてUTC)から10日15Z頃にかけては、東寄り(70~110度)の風が卓越する見込みです。18/36滑走路では横風成分が大きくなるため、運航への影響に注意が必要です。
風速は09日21Z頃から全体的に20ktを超える予想で、10日03Z~21Z頃には平均風速30~33kt、最大瞬間風速45~50ktに達する見込みです。
09日21Z頃から11日03Z頃にかけては、滑走路横風成分が20ktを超える状態が続く見込みで、弱い降水も予想されています。
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