台風の実況
日本気象庁(JMA)が日本時間2026年7月10日(金)09時50分に発表した情報によると、大型で非常に強い勢力の台風第9号(バービー)は10日(金)09時現在、宮古島の南南東約500km(北緯20.6度、東経127.3度)にあって、北西へ10ktで進んでいます。中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は85kt、最大瞬間風速は120ktとなっています。
今後の進路見通し
今後は勢力を維持しながら北西へ進み、明日未明には非常に強い勢力で先島諸島近海を通過する見込みです。南西諸島では、特に先島諸島を中心に、大雨、暴風、高波、高潮などの影響が懸念され、那覇空港でも強風に注意が必要です。特に滑走路18/36では、風向が110〜140度となる見込みで、横風の影響が顕著となる可能性があります。降雨が強まる時間帯もありそうです。
11日(土)の日中には台湾北側の海上を通過し、台湾北部の桃園空港および松山空港では、強風と強雨に注意が必要です。特に11日(土)の日中には強い降雨となる可能性があり、視程への影響が懸念されます。
その後徐々に中国の福建・浙江沿岸へ接近する見込みです。11日(土)夜には福建省福清市から浙江省温嶺市付近の沿岸に上陸し、その後は北西へ進みながら勢力を徐々に弱めると予想されています。
那覇空港(ROAH/OKA)の予測
那覇空港では、10日09Z〜17Z(以下、時刻はすべてUTC)が風速のピークとなる見込みです。平均風速は33kt、最大瞬間風速は50ktと予想されており、同時間帯には滑走路の横風成分が30kt前後に達する可能性があるため、注意が必要です。
11日15Z以降は風速が25kt以下まで低下し、降雨も主に弱い雨となる見込みで、影響は徐々に弱まると考えられます。さらに、12日06Z以降は風速が15kt以下まで低下し、台風による影響は次第に解消へ向かう見込みです。
台湾桃園国際空港(RCTP/TPE)の予測
台北桃園空港では、10日23Zから11日18Z頃にかけて風速が30ktを超える見込みで、強い降雨を伴う可能性があります。風が最も強まるのは11日00Z〜07Z頃と予想されており、平均風速は35〜37kt、最大瞬間風速は53〜56ktに達する見込みです。
11日21Z以降は平均風速が20kt程度まで低下すると予想されます。12日00Z以降は風速が15kt以下となり、一時的に弱い雨が残る可能性はありますが、台風による影響は次第に解消へ向かう見込みです。
台北松山空港(RCSS/TSA)の予測
松山空港では、10日18Zから11日01Z頃にかけて横風成分が15ktを超える見込みで、主に滑走路の横風影響に注意が必要です。
11日02Z〜12Zには風速が20ktを超える見込みで、特に06Z〜10Zが最も強まる時間帯と予想されています。この時間帯の平均風速は26kt、最大瞬間風速は39ktに達する見込みで、中程度から強い降雨を伴う可能性があります。
11日15Z以降は風速が10kt以下まで低下する見込みですが、中程度の降雨が続く可能性があります。その後は降雨も次第に弱まり、全体として台風の影響は終息へ向かう見込みです。

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