気象背景:サハラ砂漠から北上するアフリカ高気圧
北アフリカのサハラ砂漠上に形成されたアフリカ高気圧が著しく発達し、地中海方面へと勢力を拡大しています。この高気圧はイベリア半島上空に高温域をすでに形成しており、今後は地中海沿岸全域へと熱波の範囲が広がる見通しです。スペイン・フランスに続き、イタリア・ギリシャでも1週間以上にわたる強烈な暑さが予想されており、欧州南部を中心に広域的な高温状態が長期にわたって継続する見込みです。
フランスの状況:全土で異常高温が継続
フランスではアフリカ起源の熱波に影響され、南部から北部にかけて広域的な高温域が形成されています。フランス気象局(Météo-France)は複数の県に対して高温警戒情報を発令しており、特に内陸部では40℃を超える高温も懸念されています。
パリ空港の気温予測
こうした熱波は、フランス最大の航空ハブであるパリの2空港にも直接影響を及ぼしています。パリの7月平均最高気温は25℃前後ですが、今週は35℃前後まで上昇する見通しで、平年を10℃以上も上回る水準です。
シャルル・ド・ゴール空港(LFPG/CDG)
- 14日(UTC 00~24Z)の最高気温は36℃と予想され、15~17Z頃にかけて最高となる見込みです。
- 15日(UTC 00~24Z)の最高気温は35℃と予想され、13~16Z頃にかけて最高となる見込みです。
パリ・オルリー空港(LFPO/ORY)
- 14日(UTC 00~24Z)の最高気温は36℃と予想され、15~17Z頃にかけて最高となる見込みです。
- 15日(UTC 00~24Z)の最高気温は36℃と予想され、14~17Z頃にかけて最高となる見込みです。
今後の見通し
7月14日(火)を中心に高温のピークが形成され、その後7月17日(金)以降は気温がやや低下傾向に転じると見られます。ただし、アフリカ高気圧の動向によっては高温継続期間が延長される可能性もあり、引き続き最新情報への注意が必要です。
さらに、熱波の東進によりイタリア・ギリシャを含む地中海沿岸諸国でも同様の高温が予想されます。
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