導入事例

株式会社ネスタリゾート神戸

運営企画課 課長 松本大輝氏、稲葉一誠氏

「大自然の冒険」を最高の状態でゲストに届けるために。信頼できる気象情報でアクティビティ運営と避難誘導の判断にもう迷わない

兵庫県三木市にある大自然を活かした関西最大級の冒険テーマパーク「ネスタリゾート神戸」。山間部に位置する約230 万m²の広大な敷地に、アクティビティ、宿泊施設、天然温泉など、子供から大人まで楽しめる多彩な施設を展開する一大リゾート施設です。ネスタリゾート神戸では、企業向け気象情報サービス「ウェザーニュース for business」を日々のアクティビティの運営判断やイベント運営に活用。突発的な気象現象が発生した際にも、ゲストとスタッフの安全確保に役立てられています。

導入のきっかけや実際の現場での活用エピソードについて、株式会社ネスタリゾート神戸 運営企画課の課長 松本大輝氏と稲葉一誠氏にお聞きしました。

情報源のバラつきによる「判断の迷い」を解消するため、信頼できる予報に一本化

ネスタリゾート神戸には、日本最速(2020年3月時点 株式会社ネスタリゾート神戸調べ)で空を滑空する長距離ジップライン「スカイ・イーグル」や丘を転がり落ちる「キャニオン・ドロップ」、走り抜ける爽快感を楽しめる「ライジング・バギー」など、森・山・湖など自然地形をそのまま活かした様々なアクティビティが楽しめます。

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ネスタリゾート神戸では、スタッフのことを「バディ」と呼んでいます。導入以前、運営中止の基準自体はありましたが、判断材料にする気象情報がバディごとにバラバラだったそうです。

「無料の天気予報アプリやサイトを使っていた頃は、バディ間で情報にズレが生じて、判断に迷う場面がよくありました。信頼できる情報源に統一し、確実な根拠を持って迅速に意思決定したい。そう考えたのが導入のきっかけです。また、2024年の台風10号の際に、台風が迷走して休園判断に悩んだという経験も導入を後押ししました」(松本氏)

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株式会社ネスタリゾート神戸 運営企画課の稲葉一誠氏と松本大輝氏

松本氏は前職のテーマパーク勤務時代からウェザーニューズの旧サービスを活用していたそうです。

「正直、プロの現場で通用する情報だと知っていたので、他社のサービスは検討しませんでした。プライベートでも有料会員になるほど信頼していたので、迷いはありませんでした。 それに、この新サービスはPCだけでなくスマホで、多くの現場責任者がリアルタイムに情報を共有できる点も大きな魅力でした」(松本氏)

事務所はPC、現場はスマホで。同じ情報を見ているからスムーズに対応できる

「ウェザーニュース for business」の導入後、事務所ではPC版の管理画面で「落雷リスクモニタリング」や10日間予報を活用し、少し先の天候変化や全体のリスクを把握。一方、屋外にいる現場責任者は、スマートフォンアプリを活用してリアルタイムの雨雲レーダーや風速を確認しています。

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屋外でスマホから予報を確認する様子

「事務所の担当者はPC版で、屋外の現場責任者はスマホアプリで同じ情報を見ています。現場の責任者が最終判断を下すときや、無線で連絡を取り合う際、共通の情報を基にしているので話がスムーズに進みます」(松本氏)

これにより、事務所から全体への指示出しを行いつつ、最終的な判断を下す現場責任者も同じ情報を手元で確認できるため、避難誘導の判断が必要な場合など、組織全体で迅速な意思決定が可能になったといいます。

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PC版の「ウェザーニュース for business」 雨雲レーダーや落雷、線状降水帯など様々な気象情報を確認できる

また、アクティビティの運営基準にも具体的な数値を組み込んでいます。例えば、アクティビティの一つである「キャニオン・ドロップ」は風の影響を受けやすく、風が強まると中断するというルールがあります。こうした判断を行う際も、アプリの風速予報が統一した判断指標として活用されています。

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巨大ボールの中に入って坂を転がる「キャニオン・ドロップ」

わずか5分で快晴から土砂降りに。そんな時もプッシュ通知をトリガーに事前な安全な避難誘導ができた

2025年夏には、その効果を決定づける出来事がありました。 空は快晴にも関わらず、アプリから「落雷リスクのお知らせ」と「雨雲アラーム」のプッシュ通知が届いたそうです。

「通知を受けて雨雲レーダーを確認し、即座にプールや縁日エリアの避難誘導を指示しました。その5分後、猛烈な土砂降りとなりました。もし通知がなければ、あのタイミングでの安全確保は不可能でした。夏の間に5〜6回、こうした急な雷雨がありましたが、その都度アプリが現場の初動を支えてくれました」(松本氏)

いざという時の安全対策だけではなく、日頃からのゲスト対応や満足度向上にも役立っているといいます。

「ゲストの方から『いつ頃雨が止むか』『アクティビティは再開できるか』といった問い合わせに対し、『あと何分後に雨雲が抜ける予報です』と、自信を持って案内ができるようになりました。それから、台風接近時には宿泊をキャンセルした方が良いかとご相談があるのですが、そんな時にもウェザーニューズの予報をもとにアドバイスを行うことで、ゲストに寄り添った対応を実現しています」(稲葉氏)

冬の道路凍結対策、そしてさらなる気象情報の活用へ

今後は、冬場の大きな課題である「道路の凍結」対策にも注力していく構えです。山間部に位置する同施設は冬場の冷え込みが厳しく、昨冬には深刻な道路凍結が発生しました。積雪はそれほど多くなかったものの路面凍結が激しく、ゲストの安全を最優先に考え、やむを得ず入園を一時制限する決断を迫られたといいます。

「これまでは、実際に冷え込んでから対応せざるを得ない面もありました。しかし、今後は『ウェザーニュース for business』の道路凍結予報などを事前に活用することで、冬場の安全確保をより確実なものにしていきたいと考えています」(稲葉氏)

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山間部に位置する約230万m²の広大な敷地

この他にも、PC版にはまだ使いこなせていない機能がたくさんあることから、さらなる活用を進めたいと意気込みます。

「実際に運用していくなかで、『このような場面でも役立つ』という新たな発見があるはずです。活用の可能性を広げていくことで、気象情報をより一層役立てていきたいですね」(松本氏)

「大自然の冒険」を最高の状態でゲストに届けるために。ネスタリゾート神戸では、「ウェザーニュース for business」のより正確な気象情報で安全管理の質を高めるとともに、ゲストの満足度向上を追求していきます。

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株式会社ネスタリゾート神戸

事業内容

複合型リゾート施設の運営

特徴

ゲスト・スタッフの安全管理やアクティビティの運営判断に気象情報を活用

規模

301〜1000名

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