ヨーロッパのストーム 15日(日)にかけて広範囲で降雪・低視程のおそれ

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ニュース2026.02.13 00:00

2月14日(土)から15日(日)にかけて、寒冷渦が地中海北部を東進します。この寒冷渦や後続のトラフ、上空寒気の影響でヨーロッパ中部では広範囲で降雪となり、一部空港ではまとまった降雪となる可能性があります。

降雪ピーク時の視程・雲底低下や積雪、路面状況の悪化に注意が必要です。

今週末の欧州中部空港の天気概要

チューリッヒ空港(LSZH/ZRH)、ミュンヘン空港(EDDM/MUC)、プラハ空港(LKPR/PRG)、ウィーン空港(LOWW/VIE)、ジュネーブ空港(LSGG/GVA)など、主要空港では降雪が予想されており、特にチューリッヒ空港、ミュンヘン空港ではまとまった降雪となる可能性があります。なお、量的見解やタイミングは、寒冷渦や上空寒気等の動向次第で変化する見通しです。

また、寒冷渦本体が接近するローマのフィウミチーノ空港(LIRF/FCO)では、気温が高いため雪になることはありませんが、14日を中心に強雨や雷雨、南寄りの強風が予想されています。

降雪の影響が予想される主要空港(一部)の天気予報

空港名チューリッヒ空港ミュンヘン空港プラハ空港ウィーン空港ジュネーブ空港
都市/国チューリッヒ/スイスミュンヘン/ドイツプラハ/チェコウィーン/オーストリアジュネーブ/スイス
ICAO/IATALSZH/ZRHEDDM/MUCLKPR/PRGLOWW/VIELSGG/GVA
降雪時間帯from 0900 UTC 14 Feb to 1200 UTC 15 Febfrom 1500 UTC 14 Feb to 1200 UTC 15 Febfrom 1500 UTC 14 Feb to 0900 UTC 15 Febfrom 1800 UTC 14 Feb to 1200 UTC 15 Febfrom 0600 UTC 14 Feb to 1200 UTC 15 Feb
降雪強度ピーク時間帯from 1800 UTC 14 Feb to 0000 UTC 15 Febfrom 1800 UTC 14 Feb to 0000 UTC 15 Febfrom 1500 UTC 14 Feb to 2100 UTC 14 Febfrom 0000 UTC 15 Feb to 0600 UTC 15 Febfrom 1200 UTC 14 Feb to 1800 UTC 14 Feb
降雪に伴う視程・雲底悪化時間帯from 1800 UTC 14 Feb to 0000 UTC 15 Febfrom 1800 UTC 14 Feb to 0000 UTC 15 Febfrom 1500 UTC 14 Feb to 2100 UTC 14 Febfrom 0000 UTC 15 Feb to 0600 UTC 15 Febfrom 1200 UTC 14 Feb to 1800 UTC 14 Feb
予想降雪量(15日12Zまで)10–15 cm10–15 cm5–10 cm5–10 cm3–5 cm
20 kt以上の強風NILNILNILfrom 0800 UTC 15 Feb to 1200 UTC 15 FebNIL
降雪時の最低気温-3℃ (from 0500 UTC 15 Feb to 0700 UTC 15 Feb)-4℃ (from 0600 UTC 15 Feb to 0900 UTC 15 Feb)-5℃ (from 0500 UTC 15 Feb to 0800 UTC 15 Feb)-2℃ (from 0600 UTC 15 Feb to 1000 UTC 15 Feb)-3℃ (from 0100 UTC 15 Feb to 0500 UTC 15 Feb)

航空会社の課題 ― なぜ「想定外の欠航」が起きるのか?

冬季の大規模欠航。その多くは「予測できなかった」ことではなく、限られた時間の中で、予報の信頼性をどう判断するかという課題に起因しています。

・TAFを確認しても、信頼性に確信が持てない。 ・数値予報モデルで裏付けを取りたいが、どのモデルを基準にすべきか判断が難しい。 ・過去の的中傾向や他モデルとの整合性を確認する時間がない。

航空気象の現場では、複数の情報を瞬時に比較・評価し、判断につなげる環境がこれまで以上に求められています。航空会社が本当に必要としているのは、「この空港の予報はどこまで信頼できるのか」を迷わず判断できるシンプルな指標です。

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