フランスで大規模な熱波 厳しい暑さが続く

フランスで大規模な熱波 厳しい暑さが続く
ニュース2026.06.18 16:00

西ヨーロッパでは北アフリカから暖気が流れ込み、フランスやスペインを中心に広範囲で厳しい暑さとなっています。フランスでは週明けにかけて40℃(平年より14℃高い)近い高温が予想されていて、大規模熱波の可能性があります。

気象背景

上空では高気圧が停滞し、暖気を閉じ込めるヒートドームが形成されています。この影響で、フランスを中心に高温域が広がっており、スペイン、ドイツ、スイス、イタリアなど西ヨーロッパの広い範囲で熱波となる見込みです。

2026年フランス最初の熱波

フランス気象局(Météo-France)によりますと、気候学者が1947年に導入された「国家熱指標(Indicateur Thermique National:ITN)」に基づき、厳密な統計基準によって熱波を判定しています。熱波と定義されるためには、以下の2つの条件を同時に満たす必要があります。

  • 国家熱指標が3日間以上連続して23.4℃以上であること
  • かつ、国家熱指標が1日でも25.3℃以上となること

フランス現地時間6月17日(水)17時時点で、全国平均気温を示す国家熱指標は23.6℃に達し、熱波が確認されました。これは2026年最初の熱波であり、1947年以降ではフランスで52回目の熱波となります。

今年5月末、フランスでは5月としては前例のない高温に見舞われました。5月26日には国家熱指標(ITN)が24.83℃まで上昇し、5月としての過去最高値を記録したが、熱波には認定されず、高温事象として位置付けられました。

パリの空港の気温予測(6月18日〜22日)と過去記録の比較

空港ICAO/IATA6/18(木) 最高気温予測6/19(金) 最高気温予測6/20(土) 最高気温予測6/21(日) 最高気温予測6/22(月) 最高気温予測過去10年間の6月最高気温と記録年(METAR観測)
オルリー空港LFPO/ORY38℃36℃37℃38℃37℃37℃(2017、2025年)
シャルル・ド・ゴール国際空港LFPG/CDG36℃37℃37℃37℃33℃35℃(2017、2022、2025年)

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*熱波(Canicule)の定義は、Météo-France公表資料(Canicule : une vague de chaleur s’installe cette semaine)を参考にしています。

*ITNの統計情報は、Météo-France公表資料(Indicateur national français des températures)を参考にしています。

*熱波の発生時期や影響範囲については今後の予報で変化する可能性があります。最新の予測情報にご注意ください。

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